にぎるスイッチの説明


「にぎる」ことはできるので、その動きを利用したスイッチができないかと相談を受けました。

「にぎるとスイッチが入る」と「手で包むような感じ」を思い、どんな風に作ろうかと考えながら材料を探し、

見つけたのが「スポンジ・グリップ」(筒状の黒いスポンジ)でした。

 

アルミパイプの周りに8本のピアノ線を配置したものを中に入れ

「にぎる」ことでアルミパイプとピアノ線が接触することを利用して作りました。


RIMG0875
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にぎるスイッチの中身です。

 

アルミパイプとピアノ線の

絶縁と間隔の調整のために

ビニールテープ(赤色)を巻いて

います。

 

ピアノ線は8本です。

3本に半田付けでコードを接続しています。

 

にぎるとピアノ線がアルミパイプに

接触してスイッチになります。

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にぎるスイッチ 24-0.8-3

 

直径0.8㎜のピアノ線を利用したものです。

 

アルミパイプとピアノの線の間隔は、

アルミテープにビニールテープを3回巻いたものです。

 

スポンジ・グリップの太さは24㎜です。

 

24 :握る部分の太さ

0.8  :ピアノ線の太さ

3     :間隔(ビニルテープの巻き数)


弱い力でもスイッチが入るものや、強い力でなければスイッチが入らないものなど、いろいろな依頼があり

ピアノ線の太さを変えたり、間隔を変えたりしたものも作りました。

にぎるスイッチに数字を記載しています。 

 握る部分の太さ ー ピアノ線の太さ ー ビニールテープの巻き数

Cus6-0109
Cus6-0109

 

Cus6-0109

 

24-0.5-3:弱いもの

24-0.8-3:一番依頼の多いもの

24-1.0-3:強いもの

 



RIMG0341
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にぎるスイッチの部品

 

作ることをお考えの時は連絡を下さい。

作り方のPDFを添付でお送りします。

 

部品のセットをお送りしています。

初めての時は部品のセットをご利用ください。

 

2度目から、お近くのホームセンターなどで

部品を購入されることをお奨めします。

 

写真は2セット分ですが、1セットでもお送りします。